平成15年に風工房がスタートした当初から人気のパン。
その名も、「ホテル食パン」。まるでホテルの朝食に出てくるような、
おいしい食パン、と自信をもっておすすめする一品です。
ふんわりとした弾力のある食感と、ほのかに甘い生地の香り。
トーストはもちろんのこと、そのまま食べてもおいしい、
と発売当初から風工房のいちばんの人気商品です。
風工房のホテル食パンのおいしさのヒミツ。まず、
いちばんのこだわりが、生地です。使っている国産小麦は、
いろいろ試した結果、甘みと香りがちょうど良いものを
選んでいます。さらに、生地をこねる作業は手作業で行ない、
ひとつひとつ「おいしくな〜れ」と真心をこめています。
生地ができて、発酵させて、焼く直前に、バターをひとぬり。
これが独特の香りに仕上がるヒミツなのです。
「玉名という地域には、どんな魅力的な食材があるのだろう。」
風工房のオリジナルブランド「TAMAKOI(たまこい)」は、風工房がある
玉名地域の食材探しからはじまりました。どんなお菓子をつくるのか、ではなく、
まずは地元の食材から発想するコンセプトのブランドなのです。
玉名の魅力的な食材は、すぐに見つかりました。
「蜂蜜」「みかん」「栗」「いちご」の4つ。この4つの食材を使うオリジナルの
お菓子づくりは、パティシエである専門職員の指導のもと行われました。
オリジナルのお菓子づくりで苦労したのは、
それぞれの素材をどうやって加工するか。
風工房は工場ではありませんので、素材の皮を剥いだり、
つぶしたりするのは、すべて手作業です。
どう加工するのが一番おいしくなるのか。いろんな方法を
試行錯誤してできあがったのが「TAMAKOI」です。
蜂蜜はしっとり生地の焼き菓子。みかんは、
5種類のみかんでつくったジャムを練り込んだケーキ。
栗は、甘露煮したうえで生地に入れて焼き上げました。
そしていちごは、手づくりジャムとホワイトチョコを
サンドしたブッシェに。
すべて、手づくりで時間をかけてつくっています。
また、風工房オリジナルのお菓子で「Petit Bonheur(プティ ボヌール)」というブランドもあります。
Petit Bonheurとはフランス語で「小さな幸せ」という意味で、利用者の方と心を込めて製造しています。
風工房の名刺工房では、パソコンを使ってデザイン制作から簡単な印刷まで
行っています。最初は注文があったお客様に、個別でお話を聞きながら
つくっていました。ところが、ある熊本の大スターが誕生したことで、
名刺工房の仕事のやり方が少し変わりました。
それは、熊本県のキャラクター「くまモン」です。くまモンを使った
オリジナルデザインの名刺を、熊本県庁専用で数種類作りました。それが好評で、
熊本県庁の方からくまモン名刺の発注をいただくようになりました。
名刺工房では名刺だけではなく、ポスターやチラシ、
リーフレットや広報誌、冊子等バラエティーに富んだ
印刷物を作成しています。
お客様の御要望に沿えるようしっかりとお話を伺い、
確認を重ね作り上げています。
お客様に喜んで頂けるよう切磋琢磨の日々です!
風工房で働くことの楽しみの1つに、おいしいお昼ごはんがあります。
毎日、毎日、メニューが変わる手づくりの定食が、なんと250円で
食べられるお得なお昼ごはんです。利用者さんだけでなく、
風工房の職員たちも、このお昼ごはんを楽しみにしています。
「まかない食堂」と名付けられています。
この食堂で腕をふるうのは、有明地域療育センター
「すまいるきっず」にお子さんが通っているお母さんたち。
まさに、愛情たっぷり”母の味”なのです。
「まかない食堂」のメニューは、1週間ごとに
発表になります。食べたいメニューがある日は風工房で作業する、
という利用者さんもいるほど。利用者さん、職員、
皆いっしょに食べるランチタイムは、とっておきの時間です。